2017年8月1日(火) 発信

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ブイキューブ(間下直晃CEO)とレノボ・ジャパン(留目真伸社長)は8月1日(火)、コミュニケーションブース「テレキューブ」の販売を開始した。納品は2017年10月を想定している。(写真は、虎ノ門ヒルズで行なわれた記者発表会場に展示された筐体)

 

 Web会議(テレビ会議/TV会議/ビデオ会議)とは、遠隔地にいる相手とのコミュニケーションを実現するシステムのこと。ブイキューブでは、パソコンやモバイル端末など、さまざまな環境でWeb会議を実現できるクラウド型サービスを提供してきた。同社のサービスを導入すれば、インターネット回線とヘッドセット、パソコンなどの端末だけで簡単にWeb会議を行うことが可能だ。

 今回発売した「テレキューブ」は、Web会議に必要な防音性とインターネット環境を完備した個別ブース。大きさは公衆電話ボックスほどで、周囲に気兼ねすることなく会議や仕事に集中できる。ブース内部には、レノボ・ジャパンが開発した超小型デスクトップ「ThinkCentre M710q Tiny」を設置。タッチ操作するだけで、「V-CUBEミーティング」(ブイキューブ)と、「Skype for Business」(日本マイクロソフト)など既存のWeb会議用システムを利用できるとのこと。

 設置場所としては、企業内のほか、空港や駅、大型商業施設、コンビニエンスストアを想定している。

「一般」と「企業」2種類を用意。ビジネス以外での利用も視野に

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 発表会で登壇したブイキューブの間下CEOは、「『一般向け』と『企業向け』、2パターンの筐体を用意した。『一般向け』では、駅や空港、商業施設などに設置し、個人用のワークスペースとして活用することとなる。課金システムや入退室の管理など、商業利用やセキュリティに配慮した運用も可能だ」と語る。まずはビジネスでの利用を想定しているが、金融商品の販売や遠隔医療行為といった多様なコンテンツ配信・サービス提供も視野に入れている。

 初年度の販売目標は100台。2020年までに5千台の販売を目標に定める。なお、「一般向け」と「企業向け」、どちらにより焦点を置くかという質問に対し間下CEOは、「企業でのニーズが高い一方、街中で使って欲しいという思いもある。目標5千台のうち、3千台強は『一般向け』を想定している」と語った。

防音仕様により、どこでもWeb会議が可能に

 どこでも、離れた先にいる相手とコミュニケーションすることがメリットだったWeb会議。一方、会話内容が筒抜けとなるため、企業秘密保護の観点から外出先での利用は難しく、オフィス内での利用についても周囲の環境に対する配慮が必要不可欠だった。

 「テレキューブ」の利点は、防音性と、約1平方㍍(底辺)✕2・2㍍(高さ)のコンパクトさ。空港や駅など、ビジネスパーソンの往来が多いエリアに設置することで、移動時の利便性向上を実現する。空港への設置を通じ、訪日外国人旅行者の滞在日数の増加も期待できるかもしれない。

「テレキューブ」仕様(企業向け)とフォトギャラリー

サイズ:底辺1・1㍍✕1.1㍍✕高さ2・2㍍

重量:約296㌔グラム

空調:換気機能

その他:ディスプレイ、テーブル、電源(2口)、USB給電(2口)、チェア 

料金(ランニングコスト):59,800円/月額

発売:2017年8月1日(火)

提供(納品):2017年10月以降

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「テレキューブ」内部のようす。ディスプレイ右に見えるのが、電源とUSB給電。

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手前にチェアを備える

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トライアルのようす。なお、会場には2つの「テレキューブ」が展示されており、塗装がことなる。