日本全国の交通事故死者数は2012年で4411人でした。2013年では4373人です。

 

そのうちバイク事故で死んでいる人は2012年で788人で、2013年では760人です。

 

なお、自動車では2012年で1417人、2013年で1415人が事故死しています。

 

その他の交通事故の死亡者としては老齢の方の自転車、歩行者が多い状況です。

 

 

日本全国で乗用車、バス、トラックなどの四輪車両は全部合わせると約7500万台です。

一方、バイクは126cc以上で350万台、原付自転車(~125cc)で900万台、合計1250万台程度です。 

登録台数から安直に比率に直すと、6台が車で、バイクが1台といった状況ですが、納屋に数年放置されて長期間使用されていないバイクは相当数ですし、雨季、冬季などオフシーズンもありますから稼働率を考慮すれば実際の道路上での四輪/二輪比率はずっと四輪(車)の方が高いでしょう.なので実際は10:1くらいではないでしょうか.

 

 しかし,バイクでの事故死者数自動車による事故死者数の半分以上にのぼります。



また、バイクの年間死者は760人程度ですが,重傷(首の骨を折ったり,脊髄損傷したり,脳挫傷、複雑骨折)で下半身不随や意識不明,麻痺、要介護、一生車椅子になってしまう人などは、さらにその何倍にも上ります.(10倍以上です。 年間7600人近いということです。毎年の医師国家試験合格者並みの人数ですね。決して少なくない数です。)

このように、バイクは車の事故に比較して植物人間と言われるような重傷率は非常に高いです。

 


若くして要介護になると、兄弟姉妹のご結婚、ご両親の老後の人生にも多大な影響を与えてしまいます。

 

もちろん本人も死ぬまで直る見込みのない被介護生活が継続され、さながら生き地獄です。

 

事故者のまわりの多くの人(父,母,息子,娘,祖父母,兄弟,友人)は深い悲しみと落胆、絶望に包まれます。

 

また、あなたが命を落とせば、遺族にとって,一人の大事な人を亡くした、苦労しながらも幸せに過ごせてきた今までの人生が台無しになってしまったということで精神的にも再起が厳しいです.

 

バイクはかなり危険な乗り物です。安全運転を心がければ事故は起きないと思っているのは大間違いです。現在の交通事故者の半数以上は60歳以上の方のものです。

 

つまり、対自動車事故では高齢ドライバーによる反射神経、危険認知の鈍りからくる不注意や危険回避行動の遅れによる「もらい事故」のリスクが昨今では非常に高くなっており、事故はバイクに乗ることでほぼ不可避であるということです。

 

これらの状況を知った上でバイクに乗りましょう。(どちらかといえば乗らないほうが望ましいと思いますけど。)

 

また、ご自身の結婚、子の誕生などを機にバイクを降りる、道路上での恐怖的な経験を機にバイクを降りるというのもライダーにとって思慮深い選択肢であるように思います。

 

事故をおこして寝たきりや車椅子になった人の口から

「まあ、好きなことをやっていて起こした事故や怪我だから、全然俺は後悔していないよ!」

などという勇ましい言葉はほとんど聞かれません。

 

もちろん 死亡事故者は 「死人に口なし」で自分が起こした事故への一切の所感を口にすることなく命を消滅させてしまうので、教訓として死の淵で私たちに何を言い残したかったのかは知るよしもありません。

 

重傷事故を起こした方の大半は

「バイクに乗るのはやめておけばよかった。本来なら周りの皆と同じように楽しく幸せに過ごせたはずなのに。。 くやしいよぅ。。。。」

といったようなことを間違いなく口にしています。

 


再度、

これらの状況を知った上でバイクに乗りましょう。(再掲 どちらかといえば乗らないほうが望ましいと思いますけど。)