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 【シカゴ=野毛洋子】世界最大の先物取引所運営会社であるCMEグループ(シカゴ)は12日、ロンドンに拠点を構える欧州取引所と清算機関を年内に閉鎖すると発表した。「欧州の顧客はCMEが米国で稼働する取引インフラの利用を好む」としている。欧州取引所にニーズが集まらず、赤字事業からの撤退する。

 閉鎖するのは欧州取引所の「CMEヨーロッパ」と清算機関「CMEクリアリング・ヨーロッパ」。CMEヨーロッパは2014年に開設し、通貨、農産物のほか。天然ガスなどエネルギー分野の先物を上場している。

 同取引所のウェブサイトによると、オランダの天然ガス先物の建玉が約3万枚あるものの、売買高はゼロの商品が並ぶ。CMEによると、欧州取引所の閉鎖後もロンドンを拠点とする欧州での顧客サービスや商品開発のほか、北アイルランド・ベルファストにあるテクノロジー・センターなどの業務は残す。

 CMEの国際シニア・マネージング・ディレクター、ウィリアム・ノッテンベルト氏は「グループでみると、欧州発の1日あたり平均売買高は260万枚以上あり、欧州の顧客はCMEの今後の発展に重要な位置を占め続ける」と述べた。

2017/4/13 4:02

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